『僕が僕である理由』

こんにちは。

今日は昨日twitterで色々言われたので

それを記事に書いていこうと思います。

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このツイ―トをした時に

「にゅんくんって女男どっち?」

って言われました。

そりゃケーキ作っている男子いたら気になりますよね。

 

結論から言うと僕は女です。

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これを見たら分かりますか?

僕はれっきとした女です。

 

じゃあなんで一人称が「僕」何だって話になりますよね。

話したら明るい話ではないです。過去の暗い話になります。

でも今まで関わってきた人たちを理由なしに

騙してきたわけではないので書いていきたいと思います。

 

 

話は小学生時代まで遡ります。

僕は普通の小学生でした。男子になりたいわけでも

女子が嫌いなわけでも。

ただ自分が嫌いでした。思った事を制御できずに、すぐに手を出してしまう。

そんな子でした。傍から見れば全然普通の子じゃなかったかもしれません。

 

でも僕のお父さんはすぐに手をあげる人でした。

家に帰ればあれが出来ていない、これが出来ていない、あれは出したのか、これはやったのか。

頭ごなしに叱られては出来ていないと頬を叩かれたり、頭を殴られたり、本を投げられたり。

お父さんのお母さんは喧嘩が強く負けず嫌い、そして男の子は強く育てるっという人です。

僕のお父さんと同じような教育をお父さんにしていたらしいです。

 

泣けばもっと怒られる。

それは分かり切っていた事なのでお父さんの気分が悪い時

怒られた時は毎回黙って「ごめんなさい」と謝っていました。

一番早く終わる方法だったからです。

僕は逃げていました。正面からなんて到底かないっこないからです。

 

ある日、いつも僕の事を馬鹿にしてくる男子と喧嘩になった時に僕は理性を失っていたのでしょう。

今の自分では考えられないですが、シャーペンを相手めがけて投げつけたのです。

相手の腕からは少量でしたが  が出ました。

 

怒られました。先生は親に連絡しようとしましたが

僕は泣いて泣いて先生を止めました。

 

「お願いだから。怖いから」

 

先生はやめてくれましたが代わりに三時間くらい説教をくらいました。

殴られないならましな話です。

 

僕はこの日を境に考え方が変わりました。

「怯えるよりやる方が楽しい」

いつもやられてばかりだった僕は相手に勝ったということが

希望の光だったんです。狂っていました。

 

中学生になりました。

 

それからは相手を怪我させない程度に。

 

という日々でした。

ある日そんな過ごし方をしていたツケでしょう。

ある男子に「お前のあだ名はジャイアン」と言われました。

まぁ嫌ですよねw

女子にばれないように。またただだ黙る日々に逆戻りしました。

精神はおかしくなりました。いつも胸ポケットにコンパス。

家でも怒られ、学校でも言われるがまま。

僕は誰にも何も言えなくなってしまいました。

 

そんな時あるオンラインゲームで男に変装してゲームをしてみたんです。

皆に優しく、誰も傷つけないように。

そうしていたら「君が君じゃないみたいだ」とフレンドさんから言われました。

僕は皆の意見を合わせ、皆の意見を聞き、皆の意見を試していた。

僕の意見は?僕は何がしたいんだろう。その言葉はそう考えさせられました。

 

「僕が僕である理由」

 

僕はそう打って答えられなかった。

でもゲームの皆は

 

「君がしたい事を僕らはやってみたい」

「私たちは君の行きたい所に行ってみたい」

 

そう言ってくれたのです。

この時に僕は必要とされている。そう感じたのです。

なぜ男キャラを選んだかは

 

僕が女である意味がないから

 

です。

僕が女でなければ殴られても反抗できたし

あだ名で呼ばれても笑って吹き飛ばせたかもしれない。

女でなければ。女でなければ。

そういう思いが僕が男のふりをしている理由です。

 

「君がきみである理由は私たちに優しく接してくれるから」

 

僕は女です

でも男なんです。女の人に対しては

優しく出来ます。女だけど男だから。

 

僕が僕である理由

 

まだ答えは分かりません。

案外ないのかも知れません。

 

見つけた時僕は何をしているのでしょうか。

 

これからも僕は僕であり続けます。

 

文章ばかりで嫌だったかも知れませんが

お付き合いありがとうございます。

 

これからも

 

にゅんくん

 

をよろしくお願いします。